ASIAN KUNG-FU GENERATIONによる表現、誰かによる表現

『夕方のニュースで何処かの誰かが亡くなって
涙ぐむキャスター それでまた明日
そんなふうには取り上げられずに僕らは死ぬとして
世界は続く 何もなかったように』(新世紀のラブソング)そんな歌詞がとても胸に響く夜で、もっと明るく日記を書きたいけどそれもなんか難しいASIAN KUNG-FU GENERATION＠ＡＸ

アジカンは２年前の武道館以来、スペシャでも見たけどね

ＡＸでも２年ぶり
自分の二十一歳の誕生日
iPodを家に忘れてきた日

ちょっと、アジカンのライブにブランクがあって、それこそ１曲目のノリ方とかどうしようとか悩んでたけど

SE無しに、誰もいない状態からイントロスタート

体が勝手に動いてた

アジカンのノリをアジカンの音楽が目覚めさせてくれた

気付いたら前から４列目

メンバーの顔がよく見える

ＵＳＴでライブを生放送するなんて本当にすごいと思う。

実際にみることと、映像で見ることは違うかもしれないけど

リアルタイムで繋がることがすごいんじゃないかな

セトリは最後にあります。

こんな風に、ＵＳＴっていう技術を上手く使って表現したアジカンって本当にすごいと思う。

だけどさ、ニュースにもなってたけど、こういうことってなんか残念っていう言葉では言い切れない感じ
「男性、自殺を動画サイトで中継」(読売新聞 – 11月10日 12:25)

同じ手段を用いてこの差はなんなの？

なんか、ものすごいモヤモヤしてる

だって、同じ日に起きてるわけでしょ？
ただ、ライブ前にこのニュースを見なくて本当に良かったって思ってるけど。

それこそ、最初に書いたけどこの人が死んだことなんて本当に数日で忘れるよ

直接自分には関係ないからね

でもさ、関係ない人が触れてしまえるようなツールで表現というか、なんというか……

なんかさ、本当に自分は全く関係ないんだけど馬鹿なんじゃないかなって本当に思う

ライブの最後、ダブルアンコールでさ、本当に良い曲をやってくれたと思う

このどんよりした気持ちを少しでも解消させてくれる

うん、全快はムリ

なんか、限りなく白に近いグレーみたいな感じ

『「暗いね」って切なくなって
「辛いね」ってそんなこと言わないで
「暗いね」って君が嘆くような時代なんて
今日でやめにしよう』(さよならロストジェネレーション)

『理由(わけ)もないのに何だか悲しい
泣けやしないから余計に救いがない
そんな夜を温めるように歌うんだ』(転がる岩、君に朝が降る)

同じ歌で、『俳優や映画スターにはなれない』って言ってるけど、ステージに立ってそうやって歌ってる後藤さんはただ者じゃないよ

途中、身長のことを野次られていじけてたけど、後藤さんにしか書けない歌詞で救われた人は多いんじゃないかなぁ

本当に、今回はライブレポでもなんでもなくてrockin’onJapanの最後らへんに投稿するような文章になってしまって申し訳ありません。

ここらへんまで読んでくれた方、本当に戯れ事にお付き合い頂いてありがとうございます。

それではセトリです。

1.新世紀のラブソング
2.マジックディスク
3.迷子犬と雨のビート
4.Re:Re
5.旅立つ君へ
6.ネオテニー
7.架空生物のブルース
8.月光
9.ライジングサン
10.ループ&ループ
11.マイクロフォン
12.ブルートレイン
13.惑星
14.リライト
15.アンダースタンド
16.君という花
17.ソラニン

アンコール
18.ラストダンスは悲しみを乗せて
19.フラッシュバック
20.未来の破片
ダブルアンコール
21.さよならロストジェネレイション
22.転がる岩、君に朝が降る

追伸
あー、アフタダークと新しい世界を大音量で聞きたい！
そしたら、真っ白の白になれる気がする！
なんかアジカンの曲にすごい助けられてる。