この記事は、今までにライブ・フェスに330本に参加。多いときは年間53本に行った人が書いています。
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THE サカナクション
この先は幕張メッセに参加した感想を含んでおり、ネタバレが気になる方はご注意ください。
感想
サカナクション完全復活
と、銘打たれた約2年ぶりのライブはみんなが想像し、
待ち望んだサカナクションのライブそのままだった
幕張メッセで行われるサカナクションのライブは、その時のライブの最先端を体験してきた記憶がある
音はもちろんのこと、光や映像の演出、幕や上下するライト(ニンジャーライト)などサカナクションが提示してきたライブはバンドマンだけでは成り立たないことを10年近くあらゆるメディアを通して、発信することによって我々は知らず知らずに勉強していたと思う。(一郎さんによる教育の賜物)
「PAさんと写真を一緒に撮りました!」なんてサカナクションのライブでしか聞いたことです笑
DOLBY、5.1ch、6.1chなど、あのでかい箱でキャパ200位のライブハウスの音圧をぶつけてくるバンド
バンドの終わりは解散ではなく、破産と言い放つくらいにライブ体験に金をつぎ込むバンドがサカナクションである
開演とともに遠くから鳴り響く雷の音から、開演前の不安を払拭するように我々を煽る映像が幕に映し出され幕が動き始める
皆さんのイメージの幕は上下に動くものだろうか?
10年前の私もそうだった
ただ、幕は横にも動くのだ
斜めのスリッドが左右に別れ三角形を作り始める
アルバム「sakanaction」を引っさげてのツアーの時の演出である
その幕がしばらくして2015-2016のときの菱形に変形するとは夢にも思わなかった
Ame(B)から始まったが、最近過去のライブDVDを見て復習していたが2010年初めての武道館もAme(B)で、それに加えてこの幕の演出
これは今までの演出全部ぶち込んでくるのか?と期待させる(そのうえでの菱形演出だったからテンションが最高潮まで持っていかれることになる)
随所に「完全復活」という言葉を背にステージを動き回る一郎さんに追い込みすぎでは無いかと心配になるがそんなことお構い無しにアイデンティティ~ルーキーの必殺繋ぎも復活(封印されてもう見れないかと思ってました)
そしてアリーナでのあの緑のレーザーの広がりは格別です
Aoi、ユリイカ、流線といった曲はサカナクションのライブの流れとしていつもの場所に配置され、「いつも」を感じることの心地良さを感じていた
それでもラップトップを駆使してのパフォーマンスからのミュージックは2年間見ていなかったからこそ、やっぱりこれがないとねという感覚に近いものがある
終わってみるとあっという間で、まだ4月だというのに会場の熱気で疲れがどっと出る(テレビでオーディエンスの年齢も上がってるからと心配もしていたが笑)
ライブで初めて聞くのはシャンディガフくらいで、2年の月日がそれ以外の曲を「懐かしい」と感じさせていたが、一郎さんの状況次第では前みたいな姿はもう見ることはできなかったかもしれない
その状況を考えると「懐かしい」は、今まで通りのサカナクションのライブが戻ってきたことを意味していて、やはり完全復活という言葉が相応しいことになる
ツアーは始まったばかりである
7月の千秋楽、そして久々の夏フェス
新しいサカナクションによるドーム公演が近づいている気がする
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セトリ
Ame(B)
陽炎
アイデンティティ
ルーキー
Aoi
プラトー
ユリイカ
流線
ナイロンの糸
ネプトゥーヌス
ボイル
ホーリーダンス
『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
ネイティブダンサー
ミュージック
ショック!
モス
新宝島
忘れられないの
夜の踊り子
白波トップウォーター
シャンディガフ
その他
公演前に読んだ記事で印象的なものでした
SAKANAQUARIUM 2024 “turn”のスケジュール
04月20日(土)千葉・幕張メッセ国際展示場9-11ホール
04月21日(日)千葉・幕張メッセ国際展示場9-11ホール
05月02日(木)福岡・マリンメッセ福岡A館
05月03日(金)福岡・マリンメッセ福岡A館
05月18日(土)宮城・仙台ゼビオアリーナ仙台
05月19日(日)宮城・仙台ゼビオアリーナ仙台
05月24日(金)北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
05月28日(火)大阪・大阪城ホール
05月29日(水)大阪・大阪城ホール
06月15日(土)愛知・ポートメッセなごや 第3展示場
06月16日(日)愛知・ポートメッセなごや 第3展示場
06月29日(土)広島・広島サンプラザホール
06月30日(日)広島・広島サンプラザホール
07月09日(火)神奈川・ぴあアリーナMM
07月10日(水)神奈川・ぴあアリーナMM
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